ウルフ オブ ウォールストリート

(ネタバレあります。あと下ネタもあります。)

わたしは映画に詳しくないので、今までたくさん映画を観てきたわけではないけれど

TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルのムービーウォッチメンのコーナーで取り扱われて宇多丸さんが褒めてたり

TBS RADIO たまむすび: 町山智浩アーカイブで町山さんが褒めてたりする映画はなるべく観るようにしてる。

もちろん、全部は観れてないしお二人が勧めていてもピンとこないこともたまにあるんだけど、基本的にわたしの映画観みたいなものはラジオを通して作られた気がする。

そして、今日はディカプリオ主演の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観ることに。

ウルフ・オブ・ウォールストリート ブルーレイ+DVDセット(初回限定DVD特典ディスク付き)(3枚組) [Blu-ray]

(ウルフオブウォールストリートは、臨月のころ公開されたので、妊婦特有の頻尿問題を抱えていたわたしは3時間という長さにビビって映画館に行けなかったというどうでもいいエピソード)

フライドポテトとノンアルコールビールをセットして鑑賞開始。

あらすじは、ペニー株(クズ株)のセールスで稼いだお金で証券会社を作ったらすごぉーく儲かっちゃったジョーダンがセックスドラッグロックンロールを地でやっているうちにFBIに目をつけられちゃって、まぁ、違法なことやりまくってるから仕方ないよねってことで裏金をスイスの銀行でマネーロンダリングしたんだけど、銀行の人が別件で逮捕されたときジョーダンのことちくったからジョーダン捕まっちゃって、仲間を売るのを条件に刑を軽くしてもらえることになったけど、やっぱり仲間のドニーは裏切れないぜ！と思ってたら逆にドニーに裏切られちゃって捕まっちゃったから結局部下を24人売って懲役は3年で済んだけどすごい額の賠償金が課せられちゃった。

でも、いまはセールストレーナーみたいなことして儲けたい普通の人びとにセールスの極意をおしえてるよ。

っていう、ろくでもない天才の実話を元にしたストーリー。

スコセッシさんの作品を見るのは実はタクシードライバー以来のわたし。

もう、とにかくゲスい！最低！

でもなんか楽しそう！

プールでのパーティ♡

気が利くゲイの執事さん♡(この人はひどいことをしてひどい目にあっちゃうんだけど)

ヘリコプター付きのヨット♡

プール付きの豪邸withお手伝いさんたち♡

とかもう、本当のお金持ちってヤバイな！

って人を騙してる最低野郎なのにそのお金の使いっぷりが楽しくなってくる。

でも、だんだんこのバカ騒ぎはいつまでも続けられないんだろうなっていう嫌な予感がいろんなところに潜んでいてそれが的中していく。

ディカプリオの最低野郎っぷりは最高でどうしてアカデミー賞を逃したのか意味がわからない。

だって、レオさまお尻に火のついたロウソクいれてるんですよ！

ロミオとジュリエットであんなにかっこよかったレオさまが！

お尻に火！！

(大事なことなので2回言いました)

でも、少ししか出てなかったマシューマコノヒーがやっぱり印象的だったのでまぁ仕方ない気もしますよね。(ゴニョゴニョ)

実際に被害者がたくさん出ているのに、ジョーダンがそんなにひどい目にあっていないところとか嫌な気持ちになるひともたくさんいると思われるし

もちろん下ネタとかドラッグとかミュゼットの方達への仕打ちとかに嫌悪感を抱くひとも多いと思うけど、

わたしにはとても面白かった。

まぁ、ビーバップハイスクールの映画を見た後自分が強くなった気持ちになったみたいにお金持ちになった気持ちになっちゃって、家買うぞ！ガオー！ってなっちゃって自分の気持ちを抑えるのが大変だったけどね。